puchiniiki

おいしい

描いた絵の話。

 

描いた絵の話。

 

最初から真面目に書くと後々更新するのめんどくなってしまうかなぁと思いつつ、更新できるやる気のある範囲と書ける記録できる範囲で

のんびりできたらいいなぁと思いつつぬんぬん!🏋️‍♀️

 

寂花

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全体の絵はサイトにのせております〜

 

2020/01/21(ローカル日記にこの記録をメモしていた日付)

‪この絵は今年1月中旬頃に旅立った、16年家を守り続けてくれていたわんこを想った絵です。

記事はじめから暗い話題&絵か!という感じだけども、ど〜しても描きたかった&記録として残しておきたかった気持ち。

 

黒白のわんこで、最後に見送ったときの棺の中の白い空間の中に白と黒のその子の色と、周りの敷き詰められた色彩の花が沢山囲まれている空間があんまりにも目に残る印象的で、なんというか現実なのに遠く幻想的でもありつつこの現実感のない気持ちの消化もしたくてとにかく描きたかったものでした。

その子をイメージしたキャラはいなかったのでちおで。

 

白と黒の体毛の子だったので洋服を白黒、花、白の空間を大切にして描きました。

最初のラフの時点では目を開けたのを描いていたけど閉じている方が眠る感覚に近いかなと思い直し。

 

去年の時点でかなり老衰してるおばあちゃんわんこだったのでそろそろかもしれないという気持ちもありつつ旅立ったすぐのときにはそうなるだろうな…と思っていたのもありあまり最初こそ寂しさの実感はなかったのだけども、その後2日後に最後のお見送りの姿を目にしてから家に帰り段々と実感湧いてきたりしつつ…。

 

今この気持ちに感じてることを描きたいと思ったときにそれを表現したくて改めて筆を取り線を描く楽しさ塗る楽しさを記憶と想いに手から伝って表現する楽しさをすごく久々に実感したりもしつつ。

 

友人の好きな画家で知った、東山魁夷という画家の言葉で"描くことは祈り"という言葉があるのだけど、当時知ったときは描くことが祈りとはなんぞ?としか思わなかったのだけども、この絵を描いてるとき表情とか花とか白とか空間とかその時のことを思い出しつつ、その記憶を手から出力していく感覚で、その言葉がぼんやり頭に響きつつ描いていたのだけどたぶんそれが祈りとなんとなく近かったのかもしれないなぁとぼんやり。

 

あのとき目にした爽やかな花の色合いの、こういう花が描きたいと思った時に、自分のまだ描ける範囲が薔薇っぽかったり白い花(マーガレット?)とか…とすごくぼんやりイメージで描いたのだけども、描いて伝えたいものがあるのに描けなくてもどかしい気持ちと同じくらい描きたい花の名前や品種が分からないのもどかしかったのでお花図鑑欲しいなって思いました。

花を描くこと自体には苦手意識があったけど、一つ一つ花の品種を知って可愛さや美しさを知りたいと思うと同時に描きたい気持ちと知りたい気持ちが湧いてきたのでこれから知っていけたらいいなぁなんてことを思いつつ。

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タイトルは寂しいの寂の言葉は、しという意味もあるらしくて本来?の寂しさの意味とあの光景の色彩の花。

 

追記(2020/02/06):ローカルの日記にこの文をメモしていた最初の日付"(2020/01/21(ローカル日記にこの記録をメモしていた日付)"を本題最初の文に追加しました。